2017/05/04

相続放棄しても生命保険は受取れるけど受取人を指定していなかったら?

 

こんにちは!

生命保険や損害保険における受取人の指定方法で相続放棄した場合の死亡保険金はどうなるのか調べてみました。

受取人のパターン

生命保険を契約するとき受取人を指定する方法は

  1. 特定の人を指定する(妻や子供など)
  2. 受取人を抽象的に「相続人」とする(このパターンは離婚率の上昇と共に増える?)
  3. 受取人を指定しない

受取人についてはこのパターンがあります。

 

パターンの解説と事例

  1. の場合は何度か書かせていただいていますが、受取人固有の財産ですから相続財産には含まれませんので相続放棄をしても保険金は受取れます。
  2. の場合はどうなるのでしょうか。これは保険事故発生当時の相続人である個人とされています。ですのでこの場合も相続放棄をしても受け取れます。相続人が複数人の場合は法定相続割合にて分割します。
  3. の場合のように生命保険であるにもかかわらず受取人指定をしなかった場合は誰が受け取れるのでしょうか。これは契約者の相続財産に含まれます。ですので、もし相続放棄となれば誰も受け取ることはできないのです。

 

3.に関しては長年の生命保険経験の中で受取人を指定しなかった生命保険をご契約いただいたことはないのでありえないのかなと思います。

2.は養老保険や共済、損害保険とわりとあるのではないでしょうか。車の事故で亡くなられた場合人身傷害や搭乗者傷害などの保険が実行された場合、受取人は特定の人を指定していないので「相続人」となります。

相続割合で分割になり、たとえ相続放棄をしたとしても受取れます。

養老保険で最高裁昭和40年2月2日に判決がでています。詳細はこちら

 

火災保険の保険金

では例えば火災保険でご本人が亡くなられた生命保険金と火災保険の保険金はどうなるのでしょうか。

その場合は生命保険は受取人指定がありますから受取れますが、火災保険の保険金は相続財産になりますから放棄する場合は受取れません。

まとめ

相続放棄のことで聞かれた事がありましたので連続で記事にしてみました。

また新しい事がわかれば記事にしていきたいと思います。(マニアックで申し訳ないです)

本来なら放棄するようなことは無い方が良いのですが人生にはいろんなアクシデントが起こります。

もし!本当に放棄をしなければいけないかもしれないときは自己判断ではなく必ず専門家に相談してください。

 

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

 

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